<< May 2017 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
いらっしゃいませ
◆拙ブログカテゴリー・ご案内
◎さくら書房…読書感想・書評です。ジャンル問わずなんでも読みます
・ブログ感想&レビュー…「ですます調」
・投稿書評…「だ、である調」
と、文体を変えています。日によってコロコロ変わるのはそのせいです
読みにくくてすみません…。

基本・ネタバレてますです。
◆オンライン書店bk1様より
鉄人癲イい燭世ました   
 ★5月10日 bk1投稿記録更新しました


presented by Youtube音楽PV

           

スポンサーサイト

[ - ]

一定期間更新がないため広告を表示しています

にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ
 私もここで勉強させていただいています .               励みになります♪web拍手
2012.04.26 Thursday  | - | - | 

「名画修復−保存・復元が明かす絵画の本質」 瀬木新一

あまりに深い。
これは人生論かと思うほどです。
「絵」は絵具とキャンバスという有機物でできていますので劣化の宿命からは逃れられませんが、これを理解しながら「芸術」を生みだすというのはまさに「情熱と冷静のあいだ」、込み上げる情熱を叩きつけるだけでは「絵画」にならないのです。
チューブから絵具を直接キャンバスにひねり出す描き方をするゴッホが、実は絵具の質を見極めた技術的配慮を凝らしつつ描いていたなんて信じられますでしょうか。彼は描いた絵を少しでも保たせるためあらゆる技術を駆使した技巧派だったのです。
 
その他、セザンヌのパレットは何を考えた展開だったか、から法隆寺金堂壁画の復元、高松塚古墳のびっくり事実などなど、もうウロコが何枚あっても足りません。
暗記するほど読んだけど、やっぱり毎回新発見。200ページ足らずでこんなに楽しくていいのか!
 
これで1冊書けますよ?的発見を惜しみなくあっさり(しすぎるほど)、1トピックでまとめてありますので、ここで興味を引いた事例を他の本で更に詳しく調べてみるという2次的楽しみがあります。
一歩踏み込んだ美術への手引き書というか啓蒙書といえるかもしれません。


にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ
 私もここで勉強させていただいています .               励みになります♪web拍手
2008.11.28 Friday 12:22 | comments(0) | trackbacks(0) | 
 | 1 / 1 PAGES |