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2012.04.26 Thursday  | - | - | 

「宮廷神官物語」1〜5巻 榎田ユウリ/カト―ナオ

もともと「榎田尤利」さんとして多方面でご活躍の作家さんですが、ライトノベル作品でのお名前を「榎田ユウリ」と改名なさっての第一弾です。本巻はシリーズ5作目、10日ほど前に発行のホカホカの新刊です。

ライトノベルに限らず、一般小説でも非常に珍しい韓国をベースにした架空の王国「麗虎国」を舞台にした立身出世ファンタジーで別名・韓流ファンタジー(帯より)。国名からもおわかりの通り、霊獣「白虎」の加護をうけた、神通力が存在する世界が舞台です。
韓流設定とファンタジー設定、壮大ですがどちらも特殊なだけに初めは世界観に慣れるだけで一苦労。あまたある中華モノとも似て異なるためここでも違和感が。
たとえば、メインキャラの1人美形の神官の名前が「鶏冠」(ケイカン) 
中華風だけど中華じゃ絶対使わない漢字です。トリのトサカですもんね。髪がひと房だけ赤かったのでこの名がついたそうで、あまりにそのまんまの名前でお気の毒っていうか、読者に親切っていうか。
全員がこの調子の命名法で、他は天青,曹鉄、藍晶、など極めて読みもイメージも日本語っぽい漢名なのでもう脳内アジア博。これに神秘の石、神通力、神の使いなどが入ってまいりますので3巻ぐらいイッキに読まないと世界観が入ってこないのです。
そもそもタイトルが「宮廷神官物語」で帯コピーが「韓流出世物語」
こんな書き方されたら普通予想するのは、
「韓国(の様な架空の国)で貧しい男の子が神官見習いに抜擢、二宮金次郎的努力と持ち前の才能で次々と難問解決、宮廷で立身出世していく物語」
だと思いません?
実際は、貧しい男の子が村中から嫌われ更に貧しい暮らしを強いられる、というヒーローにあるまじき厄介者イントロからスタートです。なぜかと言えば額に第3の目「慧眼」を持っていたから。
化けもの扱いで文字通り村八分だった訳です。
「第3の目」ってこんな特殊なもの持ってたらどう考えても普通の人間じゃないじゃないですか!出世なんて悠長に一般階段登らなくてもエレベーターでイッキに最上階、この世のトップに躍り出られるのでは?おかしいよこの帯コピー!
まったく帯コピーには泣かされますね。同じ角川ビーンズでも「身代わり伯爵」の帯は笑えるんだけどなあ。

でもね、3巻までをこの世界の取扱い説明書と思えばこれが納得なんですよ。で、取説熟読した後は文句なく面白い!んだな。4巻・5巻はシリーズ真骨頂、待ってましたの展開です。
もともと博識で文章力も確かな方なので長文・漢字多用でも放り投げたくならないし、何より榎田さんはキャラクターをたてる天才ですのでセリフがいちいち面白い。
性格設定がしっかりできているが故の絶妙なボケや突っ込み。取説(1〜3巻)はあくまでも説明文が主のためその良さがイマイチ表に出てきづらかったですが、4巻・5巻は本領発揮。お話がシリアス展開なので控え目ですが今後大爆発の予感。是非ともコメディ単品希望です。
無欲ながらも食欲旺盛な天然師弟。
だれよりイケメン・でも王女&だれより王女・でも侍女。
女と見まごう美形王子&本人だけが「忠誠」といい張る、どー見たって恋愛絡みの側近(←一押しカプ)
コンビも多彩で期待大でしょ?。あれ、1人あぶれてるな。じゃピンで(笑)

山の神との対話や慧眼に試される場面は韓国(というか東洋神話)がベースになっていて、知っていればより楽しめます。
今後ようやくピン芸人(というより師弟とトリオ?)のあの方がお話の中心にきそうです。今までお話に無理やり絡んでいた感があったので何でこの人いるんだろうと思ってましたけど、なるほどこういう展開だったのね。陰謀に絡んでまさかのダークキャラ暗躍で、次巻も楽しみです。




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2009.05.03 Sunday 15:29 | comments(0) | trackbacks(0) | 
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