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2012.04.26 Thursday  | - | - | 

「猫絵十兵衛 御伽草子 」1・2巻 永尾まる

一冊丸丸ねこまんが!
というお客様限定の極狭入口もスガスガしい、少年画報社の意欲雑誌「ねこぱんち」の連載マンガです。
この本には他にも隠れた名作が多いのでおいおいご紹介させていただくとして、本日はやっとご紹介できます、私のお気に入り♪

猫絵十兵衛御伽草紙(ねこやじゅうべえ・おとぎぞうし)
てぇへんだぁ、てぇへんだぁ!十兵衛さん、出番ですぜぇ!
鼠除けの「猫絵」を描く絵師・十兵衛と、人語を話す怪猫・ニタ。
猫と人の情けが江戸の街を優しく包む、大江戸猫情咄(にんじょうばなし)
        
「本気」と書いてマジと読む。このマンガを形容するなら真摯とかまじめ、とかではなく「マジ」です。

猫好きのマジ
マンガ家のマジ
時代考証のマジ(「伊豆の長八」の御名をマンガでお目にかかれるとは…)
エンターテイメントのマジ。

ずばり、

めっちゃくちゃ面白い。です。


猫好きなら絶対、そうでなくてもは堅いでしょう。


時は江戸時代。
表紙のふてぶてしい猫は「マタ」、彼の相棒・十兵衛は猫絵を売る絵師です。
猫絵とは台所や天井に貼ってネズミを追い払うための絵で、江戸時代には実際にあった職業だそうな。これだけでも江戸の文化の深さが分かります。
猫の「マタ」さんの名前は彼の正体から来ています。尻尾はもちろん二又です♪

ハートフル妖怪マンガ?なら「夏目友人帳」が有名ですが、このマンガから伝わる作者の「ハート」は半端がないです。
一話読み切りの連載マンガですべてが傑作。そんな作品が奇跡だとマンガ愛好家なら知っています。先の「夏目〜」でも作話レベルのムラは既に1巻からありますし…。
でもこのマンガは穴がない。すべて驚愕のハイべレルです。連作短編の女王・入江亜希さんに勝るとも劣らない完成度、こんなマイナー雑誌(失礼)にこのような良作があったとは…!

1コマ、1セリフまでどれをとってもすべて作者のマジ(命)が吹き込まれています。
江戸時代の特殊な風俗を嫌みなく取り込み、猫又の妖怪譚や日本や中国のおとぎ話も利用して描くのはすべて猫と人の愛情です。
伝説の芸術アニメ「怪〜化け猫」が同じ題材で人の業・暗部を華麗に浮き彫るなら、こちらは人の情け・滲む光を繊細な色使いで描きだす、ってところでしょうか。
う〜ん、あれもいいが、これもいい!

なにより話に猫を絡める手腕が素晴らしいです。真の猫好きでなければ出来ない着眼点に唸ります。
…という事が猫好きには分るんです。なるほど、看板マンガなわけですね。


1話めの「手白」で早々に泣かされ、「猫太夫」でマジ泣き、「縹猫」に至っては今も泣いてます(おいおい)他にも「ちび助」や「トラ」、「暗夜」や「観月猫」のお話もとってもいい!

ほお〜ら、この子たちに会いたくなってきたしょう?どんな猫ちゃんたちなのか確かめたいでしょう?
ただ今2巻が出たばかり、以下続刊です。
1巻も重版したばかりで手に入りやすい今が買い!
私なんて1巻手に入れるのに半年探しました…。どこぞのシャンプーみたく「その価値はあるから」いいんですけどね。




■評5.0【すごい!最高傑作!】評価5は表紙UPでUP

性格上めったにありませんので、落涙マンガはすべて★5です。
ちなみにこのマンガを平積みしている書店さんなら、コミックアンテナ?高いので品ぞろえ信用して良し!です。ごひいきにしてさしあげましょう♪

 
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    2009.10.19 Monday 15:05 | comments(0) | trackbacks(1) | 
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